僕らの“捉え方”は大きく分けて「ネガティブ」「ポジティブ」に分けられます。

いわば「ネガティブ思考」「ポジティブ思考」ですよね。

世の中では「ネガティブ思考の方が良い!」「ポジティブ思考の方が良い!」となんだか見境なく意見が飛び交っている気がします。

実際、あなたはどちらの思考がメインでしょうか?

そして、どちらの方がより人生を豊かにしてくれると思いますか?

 

いきなり結論から申し上げますと、

 

どちらも取るべきである!

 

と言えますね。

つまりそれぞれ取るべき場面があるということです。

それぞれの場面について詳しく見ていきましょう。

ネガティブ思考を取るべき場面

ネガティブに考えた方が冷静に、そして客観的に物事を捉えることができる。

この言説には異論はないでしょう。

実際楽観的に考えるより悲観的に物事を捉えた方がうまくいくケースはあります。

だからと言って、なんでもネガティブに捉えるのは精神衛生上よろしくありません。

では一体どのような場面でネガティブ思考を取るべきなのでしょうか?

ザックリ言いますと、

 

あなたが満足感や達成感を感じるような時です。

 

具体的には以下のような場面。

[aside type=”boader”]

・テストで良い点数を取った時

・計画を立てる時

・新しい(かもしれない)発見をした時

・自分にだけ当てはまるような嬉しい体験をした時

[/aside]

とかですかね。色付けした箇所の説明をしますね。

テストで良い点数を取った時

テストで良い点を取ったら誰だって喜びます。嬉しいにきまっています。

男の場合はほぼ確実に友達に自慢しにいきます。

でもこのまま嬉しい感情で突っ走ったら一体どうなるでしょうか?

まず自慢は大半の人が嫌います。相手の劣等感を煽らせるような行為ですので。

そして良い点数にだけ注目していたら、ミスしてところは疎かになります。

無論そこは自分が抑えていなかったところなのでちゃんと反省して修正するべきです。

こういった客観的な判断を促すために、ネガティブ思考が有効です。

ネガティブ思考により「我」に戻すのです。

計画を立てる時

計画でもそうです。

計画を立てる上で最も危険なのは、うまくいく計画しか立てないことです。

これは2011年のワイズマン氏の研究で指摘されていたことです。

計画の大前提は、「それ通りに進めていけば必ず達成できる」ですよね。

なので僕らって「どうすればうまくいくか」ということにばかり考えがちになります。

心理学では、「こうあってほしい!」と思うばかりそれに合致する情報のみに注意が行き、合致しない情報は無視してしまう傾向のことを確証バイアスと呼びます。

 

計画を立てる時には常にこの確証バイアスが働きます。

確証バイアスが働いた計画は非常に達成困難な場合が多く、多くの場合ガバガバな計画です。

つまり「うまくいった」場合のみを想定した計画になっているということです。

この場合、1〜2日持たずして挫折するのが落ちです。

 

こういった間違いを犯さないためにも、ネガティブ思考で考えるべきです。

具体的には、

「もし失敗したらどうしよう?」「自分は1日でこの量をこなせるのだろうか?」

と考えることです。

失敗や挫折の想定をすることで、計画はよりあなたに適したものとなります。

計画を立てる時は、「失敗する, 挫折する, 予想外の出来事が起こる」ということも盛り込んで立てるのがオススメです。

 

以上のように、

「うまくいった!, 嬉しい!, みんなに言いふらしたい!」

など、そういった満足感や達成感、幸福感を感じた時にこそ、僕らはネガティブ思考により一度我に戻すことで、重大な失敗を起こすリスクを減らせます。

因みに病気のリスクもネガティブ思考で減らせるようで、ガン発症率とかはネガティブ思考の方が約40%も低いとか

 

ということで、ネガティブ思考の取るべき場面でした。

次はポジティブ思考!

ポジティブ思考を取るべき場面

ポジティブ思考のメリットといえば、やはり精神衛生に健康をもたらしてくれることですね。

ポジティブ思考を取るべき場面は以下のようになりますかね。

[aside type=”boader”]

・ストレスや不安を感じた時

・場のムードを活気づける時

・日常的な会話をする時

[/aside]

色付けした箇所の説明をしますね。

ストレスや不安を感じた時

ストレスや不安を感じる時といえば、たとえばプレゼンテーションをする時や公演・スピーチをする時です。特にその直前。

この時、「失敗したらどうしよう…」「セリフ忘れないかな…」「質問にちゃんと答えられるかな…」などと、ネガティブ思考に陥りがちです。

このような場面でネガティブ思考を取ると、扁桃体が危険をより察知し僕らの体と頭を硬くします(闘争・逃走反応)。

全身にストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリン)が行き渡り、心臓ばくばくでうまくパフォーマンスを発揮できません。

 

このような場面ではポジティブ思考が適切です。

ストレスや不安を感じ始めたら、「おぉ!楽しくなってきたぞおぉ」「興奮してきたぞ!ハァハァッ!」と自分に言い聞かせるのです。

心理学では、このような処置をリアプレイザルと呼びます。

リアプレイザルによって、僕らはストレスの反応を軽減することができます。

加えてストレスの抵抗力も強くしてくれるというおまけ付き。

それゆえ感情の筋トレとも言われたりします。

ストレスや不安を感じた時は、リアプレイザルのようなポジティブ思考で精神を安定させましょう。

まとめ

特に重要な点をまとめておきます。

 

[box class=”blue_box” title=”ネガティブ思考を取るべき場面”]

・満足感や達成感を感じた時

・計画を立てる時

[/box]

 

[box class=”red_box” title=”ポジティブ思考を取るべき場面”]

ストレスや不安を感じた時

[/box]

 

覚えて欲しいのは上記の点です。

成功者や優秀な人は思考の取るべき場所を見極めています。

 

ネガティブ思考は確かに直接的に僕らをより成功へ導いてくれますが、

その過程には多くの困難があります。

その困難に対し、特に精神的ダメージを与えるような場面ではポジティブ思考で乗り越える必要があります。

 

京セラ創業者でありJALの立て直しにも成功した稲盛和夫氏は言います。

 

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」

 

僕の好きな名言です。

このような捉え方が人生をより豊かにしてくれると思います。

では以上です。

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