[voice icon=”http://amaprog.com/prog/wp-content/uploads/2018/09/komatta.png” name=”悩める坊や” type=”r”]大学は心理学部に進学したいんですけど、数学ってどれくらいのレベルが必要ですか?[/voice]

 

A. 基本的には数学1Aで十分ですよ。(あくまで学部だけでのお話ですが。)

 

あとセンター試験レベルでいいかと思います(目安としてはセンター試験で80/100点くらいあったら十分)。

 

心理学部では「統計」を習います。まずは統計のお話でもしましょう。

統計と言っても所詮四則演算程度ですし、高校では習わないような公式が出ますが、当てはめればいいだけの簡単な作業です。また心理学部では「実験実習」なる講義があります。こちらでは自分たちで実際に実験を行い、データを取り、そのデータを分析し(ここで統計の出番)、レポート(論文)執筆をします。この際、データ分析は基本Excelなどのソフトで処理しますので、数学が苦手な方でも大丈夫かと。つまり統計の講義というのは、データ分析する際どのようなプロセスで分析がされているか、そして心理学ではどのようなデータを扱っているのかを理解するためにあるというわけです。

なので、数学ができようができまいがどちらにしろデータはパソコンに放り込まれて自動で処理してくれるので、あまり数学の知識は必要ないです。あえて必要だとすれば、数学1の「データの処理(?)」です。こちらで相関関係や標準偏差をやりますよね。これ、心理学では超頻出ワードですので、そこは押さえておきましょう。

また「あくまで学部だけでのお話」と書いたのは、研究(卒論または大学院から)によっては微積分や線形代数、確率統計などを扱うこともあるからです。社会心理学とか認知心理学(ごく一部)は必要だと思われます。もしその辺を勉強・研究したいのであれば数学2B(できれば3まで)を習得しておくとほんの少しだけ楽をできるでしょう。ほんの少しです笑。必要なことなら先生も当然教えてくださるので心配はご無用です。数学1Aだけでも苦労はほとんどしないと思われます。必要だと思ったらやっておけばいいだけのお話なので。ということで、心理学を学ぶにあたって数学の知識は数学1Aまでで十分ですよ〜。

(あっ、統計でΣ(シグマ)使うやん!数学B必要かも。。。笑)

 

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(余談)

個人的には数学はしっかり学んでおいたほうが圧倒的に有益だと思います。これは数学を使う使わないの話ではなく、これからのためであるから。数学が論理的思考を養ってくれる!という意見は数多くあります。実際のところどうなのかは数学が好きである自分にはよくわかりませんが、キリスト教の宣教師達が中国に渡ってきた時に、当時中国にはなかった数学を教えたようです。そのわけが中国人の文章(つまり当時でいう漢文ですね)が論理構成めちゃくちゃだったらしくて、それはあかんということで数学を教えたようです。西洋の方では自然科学の研究が活発でしたので当然数学も広まっており、当時の中国に比べ論理構想はちゃんとしていたようですよ。まぁこのように歴史から数学の重要性を説いてみたのですが、数学は論理思考力を身につけるのには意外とベストな科目だと思います。

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