ストレスを感じたり怒りを感じた時、僕らってしばしば「溜め込まずに発散する方が良い」と考えていますし、そう教わってきたと思うんです。

例えば友達や家族に愚痴を吐いたり、新聞紙をビリビリに破いたりと、少し攻撃的な発散方法を取るのが効果的だと言われてきました。

しかし、どうやらそれは逆効果かもしれないぞ!という研究があるんすよ。

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怒りやストレスの発散は、さらにそれをヒートアップさせるぞ!

アイオワ州立大学で行われた(1)で、怒りの表出と攻撃性の関係性について調べられました。

すると、他者に対して直接的あるいは間接的に怒りを表出させると、攻撃性をヒートアップさせることが明らかになったようで、

怒りの表出がかえって攻撃性を増加させてしまうようなのです。

確かに、愚痴ったり物に当たっても余計イライラしちゃう時ってあるよなぁとは思います。

 

ただ注意点として、発散するのは逆に攻撃性を高めるだけなのでよくないけど、溜めこめとは言っていません。

どちらにしろ解決しなければなりませんよね。

例えば捉え方を変えてみたりすると良かったりします

デートに遅れてきた恋人に対して、怒りが湧くとしましょう。

この時考えるべきなのは、「どうして自分はこんなにも苛立っているんだろう?」と自問し、

「別に故意に遅れているわけじゃないと思うし、ここは寛容な心持ちで待つとしよう」

と捉えると、憤りを穏やかにすることができますな。

捉え方次第で僕らの脳はコントロールできちゃうんですよね。

 

そもそも「怒りは発散すべし」という誤解はどうして生まれたのか?

実際、怒りやストレスは一時的な現象であるため、時間とともに消えていきます。

なので怒りを発散しなくても、自然に治るんですな

でも、僕らは怒りを発散したからイライラが治ったんだー!と勘違いをしているようで、

これがどうやら「怒りを発散すべし」という誤解の種であると現在では考えられています。

 

Jeffrey Lohr氏(2)によると、

これは因果の誤謬という、事象Aの前に事象Bが起きたため、事象Bが事象Aの原因に違いないと推測するという誤りの一例である。

 

つまり

「怒りやストレスが回復する(A)」前に「怒りやストレスを発散(B)」が起きたため、

「怒りやストレスの発散(B)」が「怒りやストレスが回復する(A)」原因に違いない!

と、僕らは考えているということですな。

 

まさに原因帰属の誤りと言えましょう(一種のヒューリスティックとも言えます)。

こういうこと考えると、他にもこの類の迷信が山のようにありそうですな笑。

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